HOME > 以前 > デング熱相談窓口 

蚊媒介感染症は世界中で流行しており、デング熱はその代表的な感染症です。
日本では輸入感染症(海外で感染し帰国後に発症するケース)として2009年までは年間100例程度でしたが、海外渡航者数の増加とともに年々増えて年間200例を超え、なおかつ2014年には海外渡航歴のない複数の日本人でデング熱が確認されました。
今後、日本国内にデングウイルスが定着し流行する危険性も高まってきています。
デング熱の国内流行を防ぐためには適切な診断と速やかな防蚊対策の実践が重要となります。また正確な診断をおこなうためには、発症して5日目までに検査をおこなう必要性があります。
そのため当院では、以下に示す2項目に該当する方に対しデング熱ウイルス迅速検査を実施できるよう、デング熱相談窓口を開設することにしました。

1, デング熱流行地域(*1)への渡航歴あり
(*1  アジア、オセアニア、アフリカ、中南米、東地中海地域)


デング熱・デング出血熱発生地域(WHO,CDC資料より作製)

2, 発熱、筋肉痛、発疹のうち2項目以上の症状がある

保険外適用になるため、検査・診察料込みで5,000円(プラス消費税)となります。

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通常の外来とは別に診察をおこないます